男は左手で彼女の髪を優しく撫で始めた。更に男は、右手の親指と人差し指を使いほとんど触れないくらいのタッチで彼女の額、鼻筋、鼻孔、上唇を辿りながら擦って行った。彼女の口から淡い吐息が漏れ十分快感を覚え始めているのがわかった。
続いて下唇を入念に、やはり右手親指と人差し指を微かに触るタッチで愛撫した。彼女の呻き声が漏れ始めた。続いて顎のラインから耳元に登り、彼女の左耳を優しく撫でた。
男は準備していた筆を取り出すと、その広がった柔らかい毛先を彼女の左耳に軽く擦りつけた。耳孔をくすぐるように筆を回すと彼女も今度は我慢しきれず声に出して喜びを表すしかなかった。
「あ~ん、くすぐったい。」吐息混じりに彼女が言うと、男は耳を攻めるのを諦め、そのまま筆を左首筋から左肩甲骨までゆっくり下ろし、更に肩甲骨を端から反対側の端までそろりそろりと滑るように動かした。
続いて筆先をブラの肩紐に沿ってゆっくり下ろし、ブラの上縁の内側をなぞリながら、反対側の肩紐上部まで持っていった。途中で2回、彼女がピクんと反応するのがたまらなく愛おしく感じられた。
「バンザイして」というと彼女はベッドに横たわったまま両手を上に自伸ばした。脇の下のきれいに剃られた窪みは少し汗ばみ始めていたが、筆先でそこをくねくねと攻めると、「やん~くすぐったい」と甘えた声で応えた。
脇の下は諦めて、今度はブラの中心からおヘソを経由しパンティの縁までゆっくり筆を滑らせた。彼女は自分の右手の指を噛みながらため息混じりに「うぅ~ん」と唸った。真っ白なパンティの底部がわずかだが縦に細く湿っているのがわかった。
「うつ伏せになって」と言うと彼女はベッドの上で身体を反転させた。「はずすよ」と言って彼女の背中にあるブラのホックを外し、再度筆を持ってその柔らかい毛先で彼女の背中を万遍なく軽く愛撫した。感じるスポットに筆が触れるとその度に彼女はため息混じりに「う〜ん」と声をあげた。
続いてパンティを程よく丸いヒップが丸見えになるまで引き下げた。彼女は無言でヒップを少し突き出すようそれに応じた。菊門を除けば秘部はまだ隠れて見えないが、パンティの底部は濡れている範囲が広がっているのがわかった。
元々は柔らかくふわふわだった筆先は今や彼女の汗を吸って少し湿っているものの、まだまだ彼女を快感に導くのに使えると思い、男は筆を彼女のヒップの割れ目に沿って上からゆっくり下へ滑らせ菊の紋章の所で留め、そこでゆっくり、くるくると筆先を回した。
「あぁぁ!」と喜びに震えつつ呻くと続けざまに彼女は「我慢できないぃ」と自らパンティを脱ぎ捨て、うつ伏せのまま脚を拡げ尻を突き出した。彼女の秘部が丸見えになった。割れ目には愛露が、滴るかのごとく溜まっていた。
男は彼女の身体を再度反転させ仰向けにしようとした。生まれたままの姿となっていた彼女は「いじわる〜」と甘えた声ながらそれに応え、真っ直ぐ仰向けに身体を横たえた。今度は程よく膨らんだ胸の先にある蕾を筆先で丁寧に愛でるのだった。
男は右手に持った筆で彼女の左胸の蕾を攻めつつ、右胸の乳頭に軽くキスをした後、唇で包み込むように愛撫した。彼女の身体がくねり始め、彼女の両手はシーツをしっかり握り掴んでいた。我慢しきれず「ああぁぁっ」と言う声が彼女の口から漏れた。
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